色はブルートパーズです。内包物もいくつか目で確認できるくらいの自然石ですのでガラス細工の類ではありません。 切削方法としてのバルブ・プラットホーム・リングのほとんど見られない特殊な加工です。 思ったように割れない割り崩れのような白いつぶれた部分もありません。 まるで3Dで複製したかのような仕上がり方をしております。 色もブルートパーズ水晶系でそうした割り面が濡れたアメのようにぷるぷるつやつやみずみずしく輝きます。 太陽光で写したところまるで飴細工のようなブルー透明な光沢の石器です。 いろいろ研究した結果、オブシディアン・ブルーつまり黒曜石の水色のものだと思います。(検査はしていません) 黒曜石といえば、北海道の十勝地方の産出が知られておりますが、いずれも黒もしくは茶色です。 このようなブルーを作り出す成分は日本にはマグマとして噴き上がってきておりません。 表裏はふくらみを削ったらしく磨いて平坦にした痕があります。 工芸品としての石器だと思います参考まで。