「備前焼」小壺　うずくまる　木村玉舟作 高さ18.5㎝　口径7.2㎝ 胴部16㎝　底付き9㎝ 共箱付き 細工物を得意とする木村玉舟が作陶した珍しい小壺うずくまるです。 胴部にたっぷりとかかった松灰釉が黄胡麻となり、その周囲を3つのぼた餅が取り巻き、そこには微妙な日輪のような発色が見られます。備前焼としては多彩な壺で大きさも手頃です。 同じ作品でも作品の焼け具合や景色、穴窯か電気やガス窯かによって価格に大きな違いがあります。そして出来のいいものを選別して個展に出し、それ以外は陶器商に販売を委ねているようです。 (陶歴) 1953年16代木村宗得の長男として生れる 1976年名古屋芸大卒業、岡山県展岡山市長賞 1978年第10回日展入選　以後30回、岡山県展津山市長賞 1987年日展会友となる、岡山県展招待となる 1995年白備前完成する、信楽陶芸展入選 2001年から　神戸女子大瀬戸短大　講師となる 2003年岡山県展審査員となる　以後3年 2009年日本陶彫会副会長となる 2013年岡山県立大学　講師となる 2015年野崎家にて日本陶彫会展開催